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Channel: 核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ
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河野収「中国古代の或る非武装平和運動―向戌の弭兵戦略とその批判―」(『軍事史学』1978年3月

 防衛大学校教授の方による、『春秋左氏伝』中の平和会議についての論文です。  向戌が提唱した「弭兵」を、「単なる不戦平和運動ではなく、諸国の軍備撤廃又は制限によって宋の安全保障をはかろうとする戦争抑止戦略であった」と捉え、「戦争の抑止に対して、一時的な効果があったことを認めなければならない」と結論しています。...

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星一『支那の歴史』(1938)

 日中戦争期の星一による中国史。特に扇動的な内容ではなく、手堅く(無難に)まとまっています。  まっさきに春秋時代の記事を読んでみたのですが、向戌の弭兵(軍備廃絶)の会についての記述はありませんでした。  代わりにというか、戦国期の墨子についての記述に、「弭兵」の語が使われていました。    ※  八...

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星新一「大正七年の「三十年後」」(『SFマガジン』1966(昭和41)年10月号)

 (予定)

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「自動車」「おやじ」「超光速」

 (予定)

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嫉妬ではなく羨望

 記念すべき単著の1ページ目で、「すげーなこれパンクだ」なんて書いてしまえる人を、私は尊敬します。そういう初心を忘れずにいきたいものです。

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「弭兵」は「びへい」か「じへい」か

 「じへい」と書いてある文献もありますが、漢和辞典には「びへい」とありましたので、今後は「びへい」で統一することにします。専門家ではないので、古代中国での発音はどうだったかの問題には深入りしないことにします。

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星新一「ペンネーム」(『きまぐれ星のメモ』読売新聞社 1968 収録)

 「八〇パーセントは本名」なペンネームの由来話です。    ※  本名は星親一。私の父(引用者注 星一)は若い頃米国に留学し、各工場に安全第一の標語が記してあるのを知った。それにヒントを得て親切第一という語を考えつき、帰国してからの事業のモットーに使い、ついに息子の名にもとりつけたわけである。  (66ページ)    ※  ずっと前に角川文庫版で読んだ記憶がありますが、今回は初版本によりました。

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横田順彌「明治時代は謎だらけ!星一と押川春浪」(『日本古書通信』1999(平成11)年3月号)

 横田氏が生前の星新一氏から聞いたところでは、江見水蔭の手になる『三十年後』の原稿は、早稲田大学図書館に寄贈され保管されているということです。もっとも二度目にお聞きしたときは、  「そうだっけ?うん、確かそうだった」  と半分は忘れてしまった口ぶりだったとのこと。横田氏も確認はしていないそうです。当方の研究に絶対必要というわけではありませんが、できれば確認したいものです。...

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クレープ

 来週までに、チョコバナナクレープの作り方をマスターするはめになりまして。 弦斎先生の『食道楽』も扱っていないようです。最初は失敗するものと割り切って実験してみます。

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「戦争は何時止むか」(『実業之日本』1917(大正6)年1月号)

 欧州戦争(第一次世界大戦)の終結時期について、各界の識者へのインタビューを集めた特集記事です。    ※  □ 星製薬会社長  星 一 ■一ヶ年半。  欧州百年の平和を解決せん連合軍の意気込みと、同盟軍の情態とを見て更に一ヶ年半継続する  者と思ふ。 (54ページ)   ※  実際の終戦は1918年11月なので、あたらずとも遠からずではあります。...

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隈本有尚「戦争の終期及び第二次戦争と日本の国難を予言す」

 『実業之日本』1917(大正6)年1月号、特集「戦争は何時止むか」より。 第一次世界大戦すらまだ終わりが見えない時期に、「第二次大戦争の突発期を予言」してしまった、オフサイドな記事です。隈本有尚氏の肩書は「予言者 前長崎高等商業学校長」とあり、東京高等商業学校教授、文部省視察官などを歴任とのこと。    ※ ■終局は本年の八月から十一月...

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隈本有尚「戦争の終期及び第二次戦争と日本の国難を予言す」 その2

 第一次世界大戦のさなかに書かれた、「第二次世界戦争」の予言。『実業之日本』1917(大正6)年1月号より。    ※ 極めて大規模で、且つ惨憺たる世界的大戦争だ。而して其時期は千九百三十年、即ち我大正二十年前後であると信ずる。此大戦争が終息して始めて永遠の平和が得られる。...

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星新一「大正七年の「三十年後」」(『SFマガジン』1966(昭和41)年10月号) その2

 小説『三十年後』について、星新一は「亡父の作品を解説するぐらい苦手なことはない」としつつも、いくつか感想を書いています。    ※...

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第一次世界大戦期の新聞雑誌

 まだ手をつけはじめた段階なので、とりあえずの印象ですが。  第二次大戦や日露戦争にくらべて、とにかく冷めた雰囲気です。  敵国ドイツの非人道性をあげつらった記事や広告は多いのですが、どうも危機感に乏しいようです。ほっておいても日英側が勝つという安心感のせいでしょうか。...

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クレープ延期

 時間的に少し余裕ができたので、もう少し練習してみます。  駅の売店で売ってたレアチーズクレープは理想の味でした。  ああいう、しっとりまろやかな食感を追求したいものです。

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宇都木章「春秋時代の宋の貴族」(『古代学』1969年8月号)

 春秋時代を通じて、南北和平に最大の効果を挙げたといわれる、「弭兵の会」(軍備廃絶会議)を提唱した、向戌とのその時代背景を追った貴重な論文です。  『春秋左氏伝』で前歴を見ると、向戌という人はけっこう腹黒キャラでして、仲の悪かった太子を間接的に謀殺したり、君主の寵姫からわいろを受け取ってその子を擁立したりと、えげつないことをやっています。...

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クレープ失敗

 こげました。

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『財界双六』(1919)

 (予定)

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後藤新平述『処世訓』(1912)より「世界平和」

 以前にとりあげた資料とほぼ同趣旨なので、手短に。  後藤は「世界平和主義は世界の輿論である。人性の根本的傾向である」としつつも、非軍備的手段でそれが実現できるとするのは浅慮であるとし、ゲーテの言葉を引いて、血液は一種の消毒薬」「鮮血なるものは天の霊漿だ」と結論しています。...

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ヤン・ヴァイス『迷宮一〇〇〇』(創元推理文庫 1987 原著1929)

 第一次世界大戦後に書かれた、薬と星をめぐる夢の物語。  空気より軽く、鉄よりも硬い元素ソリウムが発見された近未来。謎の人物オヒスファー・ミューラーはその新技術で医薬品と宇宙開発のコンツェルンを設立し、千階建ての巨大ビルディングに君臨する支配者となります。はたして彼は人類の恩人か、それとも…。その正体をつきとめるべく、ミューラー館に潜入した探偵ピーター・ブルークの探索が始まります。...

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