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Channel: 核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ
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森銑三『明治東京逸聞史2』(平凡社 東洋文庫 1969) その2 「福地桜痴」

 同書132ページ。『女学雑誌』1904(明治37)年2月15日「時事 福地源一郎の今昔」の欄より。同誌はこれが最終号だそうです。    ※...

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森銑三『明治東京逸聞史2』(平凡社 東洋文庫 1969) その3 矢野龍渓

 私はずっと矢野龍渓を「やのりゅうけい」と音読していたのですが、下記の引用文には「やのりょうけい」とふりがなされています。そういう読み方もありなのか、原文をそのまま表記したのか?調べておきます。  同書255ページ。『時事新報』1907(明治40)年3月1日。    ※...

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森銑三『明治東京逸聞史2』(平凡社 東洋文庫 1969) その4 「和洋折衷菓子」

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ヘーゲルか…

 「すべて理想的なものは現実的であり…」の一節が、どういう文脈で出てきたかちょっと気になりまして。明日読んでみます。

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サザエさん「受験シーズン到来!」

 後期原作で多用される「きら~くに」という言葉。あのネタです。  「おじいさんは一流大学出たけどどってことない。きら~くに受けといで」と孫を送り出す、女学校出のおばあちゃん。  まったく、人間の価値は学歴なんかと関係ないのです。たとえチュービンゲン大学だろうと、イエナ大学だろうと…。

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岩崎武雄編『世界の名著35 ヘーゲル』(中央公論社 1967)

 「理想的なものは現実的であり、現実的なものは理想的である」の出典探しに少し手間取りました。かつて一度は読んでいるはずの、『法の哲学』序文。    ※  理性的であるものこそ現実的であり、  現実的であるものこそ理性的である。  (『世界の名著35 ヘーゲル』 藤野渉・赤澤正敏訳「法の哲学」169ページ)    ※  …同書については言いたいことがいっぱいありまして。

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金谷佳一「ヘーゲルの戦争観」(『鳥取環境大学紀要』第5号 2007・3) その1

 わかりづらいと評判のヘーゲル哲学の中で、群を抜いてわかりやすいのが戦争賛美の部分です。それゆえにそこだけを取り上げるのもどうかと思い、まずは先行論文を読んでみたのですが…  やっぱり戦争賛美としか言いようがない、というのが私の結論です。くわしくは今日の午後にでも。

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金谷佳一「ヘーゲルの戦争観」(『鳥取環境大学紀要』第5号 2007・3) その2

 ヘーゲルの戦争観について、金谷論文も当ブログと同じく、『世界の名著35 ヘーゲル』収録の『法の哲学』(藤野・赤澤訳 583ページ)を参照していますので、そちらから引用します。    ※...

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「明治期の山田長政のテクストにおける「シャム」 : 遅塚麗水『少年読本第七編山田長政』を中心に」(予告)

 TREERATSAKULCHAI THANABHORN。『近代文学論集』(37),1-15,2011。  久しぶりに「遅塚麗水」で論文検索したら出てきました。ついに海外の日本文学研究者の方にも、麗水の名が広まったようです。...

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村井弦斎『日の出島』「老松の巻」その2 ニコラテスラ氏の細菌撲殺法

 ここ数巻ほど出番のなかった馨少年。新聞連載にして一年ぐらいは出てなかったはずです。当時の読者も忘れてたのではないでしょうか。私はここ数日ヘーゲル読んだりして弦斎から離れてましたが、どうにか覚えてました。  「蓬莱の巻」での初登場時は、年上のお富嬢に片思い中の純情勤労文学少年でした。...

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伊勢崎賢治『武装解除 紛争屋が見た世界』(講談社現代新書 2004)

 東チモール、シエラレオネ、アフガニスタン。そうした戦時下の国々で、国際NGOの立場から武装解除と復興支援に直接携わってきた方の記録です。  かつて日本で議論になった(私はいまだに反対派です)、国連平和維持活動(PKO)への日本の参加についても、著者は明確な考えを持っています。...

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村井弦斎『日の出島』「老松の巻」その3 朝日敷島両戦闘艦など

 台湾から帰国し、結婚相談所みたいなことを始めた雲岳女史。未婚青年男女のための無名園遊会(合コンですね)をプロデュースします。  とはいえ作者が村井弦斎なので、「酒は百害ありて一利なし」、文明流の余興として、以下のような企画が立てられます。      ※...

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福沢諭吉「女大学評論」(『時事新報』 1899(明治32)年)

 先ほどの『日の出島 老松の巻』に、「福澤翁に女大学の攻撃をなさしめんと欲す」との一説がありました。  検索したら、上の小説と同じ1899(明治32)年の『時事新報』に、福沢諭吉は「女大学評論」を発表していたようです。...

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村井弦斎『日の出島』「老松の巻」その4(最終回) パラテクストあるいは余白に遺された痕跡をめぐって

 私は関肇氏と同じく、国会図書館所蔵本の『日の出島』「老松の巻」を読んでいたのですが(こちらは近代デジタルライブラリーで)、関論文にも引用されている、あの落書きを発見しました。内容はどうってこともないのですが(発表当時の読者だという保証もないし)、妙にうれしいものです。  以下にその落書きを引用。    ※...

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村井弦斎『日の出島』「白髭の巻」 その1(最終回) 馨少年の人体実験

 作者弦斎の脳中狂なるに非ざるか。そうつぶやきたくなる巻です。いつかは面白くなるだろうと斜め読みしてたら最後まできてしまいました。  雲岳女史が未婚の青年男女を集めて開催した、無名園遊会。そこにかつての下宿人の一人「自称哲学者」が現れ、創作講談「大力源八」を披露するのですが、これが異常に長い上に、どう弁護のしようもない内容でした。...

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ヴァシーリー・ヴェレシチャーギン「戦争の結末」

 平和主義は非現実的だ、という方は多いのですが(ヘーゲルとか明治期弦斎とか)、そういう人のどれほどが実際の戦争を体験しているでしょうか?  それと対照的に、実際の戦争を目撃・体験し、平和主義者に転じる人もいます。  ロシアの画家ヴァシーリー・ヴェレシチャーギン(1842~1904)。...

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永井一郎さん、長い間ご苦労様でした。

 時代の移り変わりを痛感します。

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岡安儀之「「新聞記者」の誕生 -福地源一郎の自己確認を中心に-」(『日本思想史研究』2012・3)

 ここ数年、きわめてエネルギッシュに福地源一郎(桜痴)の研究をものしていらっしゃる、岡安儀之氏の論文です。Ciniiにて読めます。  http://ir.library.tohoku.ac.jp/re/bitstream/10097/56515/1/0386-8974-2012-44-48.pdf...

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認知的不協和。

 これがヘーゲルなら、『法の哲学』だろうが『歴史哲学講義』だろうが、そういう人だからなですませられるのですが…。  村井弦斎が国家主義をおおっぴらに賛美しているのを見ると、私は葛藤を感じずにはいられません。そのほかの点ではもののわかった人だと知っているので。  東雲の巻はもう読み終えたのですが、感想を書くのは少し時間がかかりそうです。

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明治時代の少女マンガがカオスすぎるwwwwwwwwwww ―『魔風恋風』受容の一例として

 2ちゃんねるまとめサイト、「あじゃじゃしたー」様より転載(http://blog.livedoor.jp/chihhylove/archives/8236591.html)。   ※  明治時代の少女小説を読み始めたら、 主人公の女の子が「ちこくちこく~!」と自転車で暴走してたら 女学校の正門前でイケメンの書生と正面衝突して3メートル程ふっ飛んで入院した・・・...

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