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Channel: 核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ
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次は何をしたものか。

 芥川論がまだ半分にも達していないのにですが。 昭和初期の『戦争に対する戦争』に手をつける前に、これまでの反戦文学の総まとめというか、振り返り的な論を書いてみたいと思っています。 星一は、村井弦斎は、武者小路実篤は、賀川豊彦は、そして芥川龍之介は、戦争をなくす方法をどこに見出したか。それは明治の反戦文学(矢野龍渓・福地桜痴・木下尚江)といかに異なるか。...

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小森陽一『戦争の時代と夏目漱石―明治維新150年に当たって』かもがわ出版 二〇一八

 やっぱり、漱石が平和主義者だったとは思えないなあ。と賛同できない点もありましたが、これはと思った箇所も。 『虞美人草』の、父親の肖像画が上から見下ろしているという箇所で。   ※...

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Yahooブログサービス終了のお知らせ

 本年12月15日をもちましてサービス終了だそうです。引っ越すか。

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ロラン・バルト『明るい部屋』

 図書館で速読したのがよくなかったのか、あまり頭に入りませんでした。当方が期待していた写真論ではなかったようです。

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孔月「偶像の時代・精神の自由―芥川龍之介「将軍」における〈中間的〉まなざしの意味―」」

 筑波大学比較・理論文学会『文学研究論集』二〇〇七・二五号。 「まなざし」を主題に「将軍」を読み解く論文。これを読まずに自論を展開していたらと思うと冷や汗ものでした。 私が書こうとした論は将軍自身のまなざしで、孔氏の論は将軍をとりまく人々のまなざしという違いはありますが。...

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ロラン・バルト『明るい部屋』より ストゥディウムとプンクトゥム

 バルトの写真をめぐる文章のなかで、唯一使えそうな気がした箇所。 ラテン語で、ストゥディウムとはある写真への平均的な感情に属す一般的関心。 プンクトゥムとは写真の場面から矢のように発し、私(バルト)を刺し貫く傷のようなもの。なんだそうです。...

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乃木希典最後の写真

 「将軍」中にも言及されている、あの写真。 新聞に視線を落とす乃木と、正面をまっすぐ見据える夫人という構図。 乃木自身が指定した構図なのでしょうが、その意図を解読する必要がありそうです。 新聞がいつの何新聞なのかも気になるところですが、拡大しても判読できませんでした。

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いかにして軍国主義に抵抗するか

 二転三転したあげく、芥川論の副題は「いかにして軍国主義に抵抗するか」にしてみました。 ベタといえばベタですが、ようやく作品と気が合ってきたようです。

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小森陽一先生の最終講義、行ってきました。

 私が静岡大学で受けた集中講義からは、ほぼ二十年ぶりになるわけですが。 小森先生は相変わらず、暖かく、ユーモアにあふれたお方でした。 戦争廃絶にかける志、受け継がせていただきます。

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夏目漱石『三四郎』中の戦争批判

 以前、当ブログは漱石の「従軍行」を全文引用し、漱石が平和主義者ではなかったと論じました。 しかし一方、先日の小森先生の最終講義で、『三四郎』中に、同じ日露戦争を批判的に語っている箇所があることを知らされました。公正を期すために引用します。   ※...

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「矢野龍渓『経国美談』論」、『社会文学』に掲載されました。

 菅原健史「矢野龍渓『経国美談』論―ジャーナリストはいかなるデモクラシーを描いたか」が、『社会文学』第49号(二〇一九年三月)に掲載されました。

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この勢いに乗りたいところだが

 どうもやる気がでません。

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軍国主義への抵抗の四形態

 各節ごとに、疑惑→反発→逸脱→対話と、抵抗の形態が深化していく過程として読めそうな気が。 何のことやらかも知れませんが、本人も今のところ何のことやらです。

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野津道貫のことも思い出してあげてください。

 日露戦争を指揮したN将軍といえば、第三軍乃木希典のほかに第四軍野津道貫もいるわけですが(ただし、旅順戦には参加せず。もちろん殉死もせず)。言及した文章を見た記憶がありません。私の論でもたぶん言及しないでしょう。

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グリゼルダ・ポロック『視線と差異 フェミニズムで読む美術史』新水社 一九九八

 はたして水平目線はレンブラントの肖像画以降に特有と言い切っていいものか。気になったので、そのへんを扱ってそうな本を読んでみました。「第二章 視線、声、権力」という魅力的な題の章で。   ※...

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捗らなかった。

 せっかくの日曜日だというのに怠けてしまいました。 芥川は軍国主義への抵抗を可能だと考えていたのかどうかとか、ぼんやりと考えてはいたのですが。 「将軍」という小説は芥川一人の手になるというより、伏字を施した名も知れぬ編集者と、プレテクストである『乃木大将陣中珍談』の桃川若燕の三人からなる合作テクストのようなものなので、あんまり芥川にこだわらないほうがいいかも知れません。...

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河嶋陶一朗『現代忍術バトルRPG シノビガミ―忍神-』新紀元社 二〇〇九

 副題の通り、現代日本を舞台として忍者が暗躍するTRPGです。 私たちが今までやってきたTRPGは、2~3人の仲間(PC=プレイヤーキャラクター)が協力して強大な敵に立ち向かう、といった形式だったわけですが、本作は少し違いまして。...

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『シノビガミ』、ようやく理解できてきました

 今までのTRPGとはかなり勝手がちがいましたが、ためしに二人ほどキャラをつくってみて、全体像がようやく理解できてきました。よくできています。

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シャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』

 (予定)

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菅原仕事しろ

 シノビガミに没頭するあまり、相手もいないのにキャラを6人も作ってしまいました。 ムフ本の感想はしばしお待ちください。

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