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Channel: 核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ
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松任谷由実「A HAPPY NEW YEAR」

 久しぶりに音楽の紹介を。 新年の歌ですが、おめでたい曲調ではありません。なんか切なげというか、不穏なものを感じさせます。 芥川「将軍」論の脳内BGMはこれでいこうかと思います。

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篠崎美生子『弱い内面の陥穽 芥川龍之介から見た日本近代文学』翰林書房 二〇一七

 同書の六章の注45に、「将軍」にふれた箇所があります。   ※ 「将軍」(『文藝春秋』一九二五・一(引用者注 『改造』一九二二・一の誤り))には一六箇所の伏せ字があり、これについては「澄江堂雑記〔「将軍」〕」に「官憲は僕の「将軍」と云ふ小説に、何行も抹殺を施した。」との芥川のコメントがある。なお乃木希典への風刺を含むこの小説は、関口安義『芥川龍之介...

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戸締りと軍備の違い

 戦後の一時期、「戸締まり論」が流行ったそうで。他人の「公正と信義に信頼して」自宅に鍵をかけない人はいない(私も厳重に戸締りしてます)、それと同じように日本も再軍備するのが当然だと。現在でもそのように考えている人はいるかも知れません。...

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モデルではあっても風刺ではなく

 結局、芥川「将軍」は乃木希典への風刺なのか。おとといの問題提起を受けて、現時点での考えを述べてみます。 乃木をモデルにしており、乃木についての予備知識(白襷隊とか殉死とか)を必要とする小説ではあるが、乃木個人への風刺ではない、というのが結論です。...

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非暴力型抑止力の展望

 非暴力型抑止力が実現するとしたら、それはいかなる形をとるか。展望とも妄想ともつかないよた話を。...

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本日はお休みします

 終わったと思った仕事が終わっていなかったもので。すみません。

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坂井孝一『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』中公新車 二〇一八

 『応仁の乱』がヒットしたおかげか、これまで注目を集めなかった時代に光が当たるのはありがたいものです。 時は鎌倉時代、一二二一年。二年前の源実朝暗殺による朝廷・幕府関係の悪化を受けて、後鳥羽上皇が北条義時打倒(本書によれば、倒幕が目的ではないようです)を目的として起こした戦乱。結果は北条氏軍の勝利に終わり、後鳥羽上皇を含む三上皇が配流されました。...

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冒険者の帰省

 またTRPGのシナリオ作りに時間を費やしてしまいました。 「ふるさとの村」という題で、冒険者の旅立ちや帰省をテーマに。幼馴染との再会もあったりして。

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白扇子と黒屏風

 白扇子と黒屏風。彼らは皇帝の左右に従う執行者。  白扇子は空を舞う三面の扇子。黒屏風は伸び縮みしつつ宙に浮ぶ。  少しでも皇帝の関心を惹いた者の、首をはねるのが彼らの使命。血も流さずに鮮やかに。  寵臣から料理人まで、彫像や壁画さえも。白扇子と黒屏風はひらひらと任務を果たす。  この大宮殿の内外に、皇帝の関心を惹くものはもはや少ない。白扇子と黒屏風は中空で戯れるように戦う。...

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仲正昌樹『ヘーゲルを越えるヘーゲル』講談社現代新書 二〇一八

 越えようがしょせんヘーゲルはヘーゲル。そんな印象しか持てませんでした。 コジェーヴだラカンだハーバーマスだと仰々しく名前を並べても、   ※...

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『日本文学』二〇一九年一月号 特集 文学における〈公〉と〈私)

  特集予告を見た時から期待していたのですが、その期待にたがわぬ内容でした。こういうのを書いてみたかった、と思わせる論文もありました。 それに加えて私を興がらせたのは、特に書名に「公」とか「私」を掲げているわけでもない、ジュディス・バトラーの引用率の高さ。七本中四本の論文がバトラーを援用しています。こうなると読んでみたくなります。『戦争の枠組み』(筑摩書房...

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「公」を変える、「公」を動かす。

 「公」を絶対視するのではなく、「公」も元は「私」の集合体であったことを見直せば、「公」を変え「公」を動かす方向性が見えてくるのではと思ったり。まとまらないので雑記にとどめておきます。

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不調。

 PCも私もでして。ふとんにくるまって寝ます。

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ハーバーマスもロールズもバトラーも

 近場の図書館にはありませんでした。 前二者は『現代思想の冒険者』シリーズに収録されているので、まずはいしいひさいちのおまけ4コマまんがあたりから入っていこうと思います。

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『正義論』は未読だけれど

 時代が必要としているのはむしろ『悪論』ではないでしょうか。毛糸洗いじゃないほうの。

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『カントの「悪」論』『悪の研究』(いずれも予告)

 『正義論』や『善の研究』があるならその逆も、と思って検索したら出てきました。 悪とは善の欠如にすぎないという説もありますが、私はむしろ善とは悪の欠如という見方のほうがしっくりくるようで。『カントの「悪」論』と『悪の研究』は読んでみようと思います。...

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P・ジャッケイ『RPG キャラクターブック―ファンタジー世界のヒーロー編』

 安田均・松谷世津子訳。社会思想社 現代教養文庫 一九九三。 一言で言うと、勇者の履歴書を作成できるツールです。 指示に従ってサイコロをふり、出た目の欄をメモしていくと、架空世界の人物が成年に達するまでの経歴・技能・性格・家族構成といったものができあがるわけです。 具体的にはこんな感じ。種族=人間以外はすべてサイコロ通りです。   ※ 性別 男  種族 人間  文化的背景 文明人  社会的地位 窮乏...

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『RPGシティブック』(予告)

 昨日紹介した『RPGキャラクターブック』の姉妹編。出た当時(1990年代)から気になっていたのですが、いまだに入手しそびれています。なんでも今年末には『シティブック2』が別の出版社から出るそうなので、そちらに期待しています。...

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可能世界の固有名作成ツール

 異世界の人名・地名等を作成するツール。 外国語辞典をぱっと開いて指さす、という手軽な方法もあるわけですが、異国風・異世界風の名前にこだわりたい方のために。PCで似たようなことをやるツールはすでにありますが、こちらはサイコロ1個でできるのが売りです。1 サイコロ1個をふり、1を足して文字数を決める。2 サイコロ1個を2回ふって行を決める。 1回目 2回目 1~3 1ア行 2カ行 3サ行 4タ行...

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市町村作成ツール

 またサイコロ遊びかと言われそうなので、今回でいったん打ち止めとします。 もっとファンタスティックで非現実的な街が欲しい方には、いずれ続編を用意します。   ※ ふと立ち寄った町や村を作成するツール。すべてROC(出目が気に入らなければ変更可)で。規模(1dをふる 以下同様)1 集落(人口100人以内 以下の出目-2 1以下は1とみなす)2 村(人口500人以内 以下の出目-1)3...

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