新たなる挑戦
いよいよ魔導の宝物庫999Fに挑戦!じゃなくて。それもあるけど。 大正期の反戦文学についての論文を一通り書き終えたところで、次はもう少し根本的なことをやろうかと。 文学は本当に反戦に貢献できるか、とか、そもそも文学は現実を変えられるか、とか。
View Articleパンがなければ
ヤンガスは食料の確保が大事なので、序盤は大きなパンを見つけたら買うようにしてたのですが。 魔導の宝物庫40Fあたりで、火炎系の敵にパンを黒こげにされたのが失敗でした。保存のツボなどなかったのです。で、おなかゲージがついにゼロに。「ダメだ!」というメッセージを初めて見ました。 あとは草系を見境いなく飲んで飢えをまぎらわし、HPの減りは貴重な回復のツボを浪費しで、どうにか次のパンまで持ちこたえました。...
View Article周 艶君 「矢野龍渓の中国文化認識 : 福沢諭吉との対比を中心に 」(東アジアの思想と構造)
文部科学省グローバルCOEプログラム 関西大学文化交渉学教育研究拠点[東アジアの思想と構造] 東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian cultural interaction studies (12), 243-258, 2019-03。 上記書誌情報と論文はCiNiiより。ここ数年、矢野龍渓についての研究を立て続けに公になさっている、「周...
View Article福沢諭吉に欠けているもの
周論文を読み、自分なりに福沢諭吉を読んだ体験と合わせて考えたのですが、彼には日本を強国にしようという思想はあっても、より大きな世界平和への理想が欠けている、との結論に達しました。 明治初期の人に世界平和主義を求めるのは酷だという反論も考えられますが、私の見る所では同時代の三人、植木枝盛・矢野龍渓・福地桜痴は、日本一国を越えた世界平和を志していました。...
View Article地下200階に散る
最強装備(メタルキングの槍、はぐれメタルの盾、ハラヘラズのお守り)を入手し、もはや食料の心配もなしと慢心していたのが敗因でした。メガザルロック3体の自爆誘爆で、大量の回復アイテムを使う間もありませんでした。 一区切りついたので研究に戻ろうと思います。
View Articleシャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』(明石書店 二〇一九)その2
次なる論文の着想を求めて、頭から通読してみました。 やはり、「左派」を名乗るのは、古ぼけたマルクス・レーニン主義を連想させて、せっかくのお客さんを逃がすことになるんじゃないか、というのが感想です。ムフ自身も110~111ページで弁明を試みてはいますが、十分とは思えません。...
View Article教育勅語と共産党宣言
私は左派ではなく中道を自認しています。今回は左右両方から怒られそうな話を。 教育勅語と共産党宣言、一見対極に見える二つが、倫理的なレベル(の低さ)では大差ないという話です。 ※...
View Article大きな論文を書きたい
(論文どころかかな文字さえ打てない事態でしたが、たった今直りました)。 これまでは「(作家名)(作品名)論―(副題)」といった感じの個別作品論ばかり書いてきたわけですが、そろそろそれらの成果を結集して、より大きな論にとりかかりたいものです。 「反戦文学論序説」とか、「文学は現実を変えられるか」とか、そういった感じの。 五里霧中ですが、あてがまったくないわけではありません。まずはムフを手掛かりにして。
View Article文学は現実を変えられるか?
このブログは開設当初から、小林秀雄の対米開戦論だの、大江健三郎の核開発賛成論だのをとりあげてきたため、露悪的と思われる方も多いと思います。その弁明も兼ねて。...
View Article適菜収『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』講談社+α新書 2018
小林秀雄全集を引いて、「小林秀雄はヒットラアの邪悪さを見抜いていた」(一四二ページ前後。コピーはとらなかったので大意)と論じる、無価値な本です。 当ブログが何度も述べて来たように、小林の一九四〇年の『我が闘争』書評では、ヒットラーを無条件に天才と礼賛しています。「邪悪な」という語が書き足されたのは、戦後の全集版からです。...
View Articleシャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』(明石書店 二〇一九)その3
『現代思想』誌の増刊号にも項目が立てられてまして、日本ではれいわ新選組との関連で語られることも多い左派ポピュリズムですが、私はどうも乗り気になれません。 ムフの『左派ポピュリズムのために』も、三行で要約しますと、 これまでは新自由主義(イギリスではサッチャリズム)の一人勝ちだった。 しかし昨今では、右派ポピュリズムの台頭で状況が変わりつつある。 今こそわれわれ左派もポピュリズムを立ち上げよう!...
View Article中島敦。
明治・大正の反戦文学をあれこれ扱ってきて、次は昭和戦前・戦中期に手を伸ばそうとか考えてましたが。 このたび中島敦という研究テーマが、外部から飛び込んできまして。 これまで中島敦に真剣に取り組んだことはなかったのですが、それだけに新鮮な気分です。 私自身が中島敦で論文を書くかは別として、「大きな論文」と同時並行で取り組もうと思います。
View Article書き直し。
この前に書いた「小さな王国」論は安富歩氏の貨幣論に大幅に依拠していたわけですが、その安富氏の最近の活躍ぶりをf観るにつけ、当方もやる気がわいてきまして。 結論部を中心に書き直して再投稿してみようかと思います。
View Article昭和史発掘?
ある壮大な仮説を思いつきまして、小さな証拠はぞろぞろ出て来るのですが、決定的な物証がなくて論文に書きあぐねています。歴史ミステリーならいけるかもなんだけどなあ。
View Articleモラール・ポリティック
ある文学者がある国を、「モラール・ポリティック」の国と讃えている発言がありまして。 モラール(morale)は士気とかやる気という意味の名詞ですが、「やる気政治」では意味をなさないので、モラル(moral 道徳・道徳的な)のつもりだったのではと思います。「道徳的な政治の国」。 その文学者は東大仏文科卒なので、フランス語っぽく発音したのかも知れません。……お察しの通りあの文学者です。そしてあの国です。
View Article貴公はヒトラーのしっぽだな。
私が幼少時、デギン公王の消しゴムをガンダムガチャで引いた件は前に書きましたが。 論文を書いていて、ふと上記のセリフをつぶやきたくなりました。妙な縁です。 もちろん、ギレン総帥に向けてつぶやいたのではありません。
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