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Channel: 核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ
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アナゴさんの一人称

 回ごとに(脚本家ごとに)「オレ」だったり「ボク」だったりしますが、今回は「ボク」でした。なんか安心です。自分なりのアナゴさん像に合ってます。

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ルカーチ著 城塚登・古田光訳『歴史と階級意識』白水社 1975(原著1922)

 無価~値の一言。貴重な文化の日をムダにしました。  第一次世界大戦に抵抗する思想を期待したこっちがばかでした。

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二次方程式を解く夢

 試験会場とかそういう舞台装置は一切なく、問題用紙だけがある夢でした。  私が解の公式で出した答えは「1、-1」だったのですが、模範解答には8とか2とか4とか、別解がむやみとありました。その過程も、2√2√3√3分の1とかなんとか、むやみと入り組んでたような。

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京谷大助『星とフォード』(1924)

 『三十年後』論を終えるにあたってふと気になったのは、同作品ははたして星製薬の発展に貢献したのかという点。同社の1918(大正7)年前後の経営状態を捜してみてこの本にたどりつきました。検索時の書名は『星一とヘンリー・フオード』ですが、奥付には『星とフォード』とありました。まあ些細なことです。    ※  星製薬株式会社の資本金増加の跡を示せば左表の如くである。...

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星一とルカーチ

 ほぼ同時期に、星一『官吏学』とルカーチ『歴史と階級意識』は書かれたわけですが。  その人間観は真逆です。特に自由意志をめぐっては。もちろん私は星一を支持します。

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偉大な妹がいつも俺を見守っている

 …という題で、『1984年』を忠実にラノベ化したら。もう誰かやってるかな。

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フーリエ

 (予定。もしかしたら弦斎っぽい人かも)

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書庫整理。

 小林秀雄関係の記事を一か所にまとめ、ツイッター的な短文はこの「雑記」に移動しました。

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日本文学関連学会連絡協議会

 http://nihonbungakuren.org/  ごらんのとおり、11月は学会シーズンです。

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村井弦斎の背後で爆発

 「お登和嬢(おとわさん)、何やら背後(うしろ)で凄い音がありましたネー」  「ありますとも、然しあんなのは燃焼と云つて爆発の内には入りませぬ、本当のエキスプローシヨンと云ふのは必ず衝撃波を伴ふものです、ソラあのやうに」  と云ふ傍から又爆発する慌ただしさ、此れも文明社会の爆道楽、

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其日庵(杉山茂丸)『百魔』(1926)

 星一研究の一環ということで読んではみたのですが、すでに星新一の伝記で読んだ以上の情報は得られませんでした。どうも盛ってそうな文体といい、あまり好感は持てない著者です。星新一や夢野久作が語る杉山茂丸は魅力的だったのに。

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山室信一「もう一つの世界性――第一次大戦と非戦思想の連鎖」

 『思想』2014年第10号巻頭言。同誌ホームページで読むことができました。   http://www.iwanami.co.jp/shiso/...

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フーリエ『産業的協同社会的新世界』(1822)

 甘い。甘すぎるぜフーリエ。  パンがなければ砂糖煮(コンポート)を食べればいいのに。←一言で要約するとこれ。    ※  美食術のごとき、われわれの道徳によれば堕落しているとされる悪習の大部分は、産業面での競争心を生じさせる手段となる。だから、美食術の洗練は、そこでは、英知(サジェス)を生む主動力として奨励されるのである。  (『世界の名著42 オウエン サン・シモン フーリエ』 中央公論社...

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すいか割り

 すいか割り割り。明日こそは…。

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星一『聖勅 大東亜戦争』(1942)

 星一研究を完成させるには、どうしても避けて通れない文献です。できれば避けて通りたかった。      ※  日本は神国であつて、天佑の国であります。(略)  大東亜戦争は、考へれば考へる程、その規模の大なるには驚かざるを得ません。(略)  全地球の三分の一の大地域を、同日同時に攻撃を開始し、史上無比の大勝利を得たることは、何んと云ふても肇国以来の使命達成の開運と云はねばなりませぬ。...

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高橋昌一郎『小林秀雄の哲学』朝日新書 2013

 戦後に出版された(つまり、戦時下の厖大な発言をすべてなかったことにした)小林秀雄全集をもとに、戦前・戦中の小林秀雄を論じた、何の価値もない本です。  戦前・戦中の新聞や雑誌で小林秀雄を読めば、彼が「頑固に戦争から目を転じて」(『感想』1958年)などいないことはすぐわかるはずです。...

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1961年の大江健三郎語録

   ※ 「大江 二十六億円もかけた国産第一号原子炉が、自衛隊の戦闘機十機も墜落したと思えば、動かなくてもいい。つぎの炉をつくるために立派に役立つからだと現場の人がいってらして、ぼくはおもしろかった。ゼイタクでいいですよ。あんなに大きな原子炉だから、動かなければアパートにしてしまえばいい(笑)。それは冗談だけど、近藤さんはさっき、原子炉建設に疑問をもったと……。」  (略) 「大江...

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星新一『明治・父・アメリカ』より 『星とフォード』関係情報

 星新一による父、星一の前半生を描いた伝記より。    ※  父の若かったころのことを書いてみようと思いついた。父は生前に思い出を三回ひとに話し、いずれも印刷物となって私のところに残っている。...

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オルダス・ハックスリイ著 松村達男訳『すばらしい新世界』(原著1932)

 『世界SF全集 10』(早川書房 1968)より。オーウェル『1984年』と同時収録。  どうしてそう、極端から極端に走るかなあ、です。すべてが薬品で統制される管理社会と、いっさいの科学を認めない原始社会じゃ、どっちも嫌に決まってるでしょうに。問題提起自体が不毛に思えます。...

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星一『官吏学 第四巻』におけるマルクス論

 今さらですが、星一のマルクス論。  自分は「マルクス説の危機は社会科学全体の危機」などとは思わないし、マルクスの唯物史観に雷同するものでもないが、衣食住の物的生活に限れば唯物史観にも一面の真理はあるという趣旨でした(近代デジタルライブラリー 12/362)。  私自身は、マルクスの唯物史観には一面の真理すらあるとは思いません。  

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