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大江匡房(おおえまさふさ)の『本朝神仙伝』によると、聖徳太子は、遣隋使小野妹子(いもこ)に対し、太子の前身であった南岳大師(六世紀の人)の時に持して居られた経典をもって帰るように命ぜられたが、妹子は間違えて別の経をもって帰朝した。太子は戸を閉して入定(にゅうじょう)し、真経を手にもって出て来られて言われるには、「吾、魂神を遣わして、半日の間に、万里の海を渡り、とって来たのだ」との事であった。
『世界の神話伝説・総解説』(自由国民社 1998) 191ページ
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そのまんまギャグマンガ日和にありそうな話です。「じゃあ最初から自分でとって来いよビントロがー!」
大江匡房(おおえまさふさ)の『本朝神仙伝』によると、聖徳太子は、遣隋使小野妹子(いもこ)に対し、太子の前身であった南岳大師(六世紀の人)の時に持して居られた経典をもって帰るように命ぜられたが、妹子は間違えて別の経をもって帰朝した。太子は戸を閉して入定(にゅうじょう)し、真経を手にもって出て来られて言われるには、「吾、魂神を遣わして、半日の間に、万里の海を渡り、とって来たのだ」との事であった。
『世界の神話伝説・総解説』(自由国民社 1998) 191ページ
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