『ミニ国家』と一緒に図書館から借りてきた本です。
けちをつけるためではなく、異文化理解の一助になるかと思って読んでみたのですが、残念ながらでした。
全編を通読して一か所、おおいに賛同できる箇所がありました。「36 ヤー・スィーンの章」の69。文中の「われら」は神、「彼」とはマホメットのことです。
※
われらは、彼に詩を教えなかった。詩は、彼にふさわしいものではない(1)。これこそ一つの訓戒、明白なるコーランである。
訳注(1) 彼(マホメット)はものに憑かれた詩人ではない、という意味。
(407ページ)
※
文学や感動を期待してはいけない本です。
けちをつけるためではなく、異文化理解の一助になるかと思って読んでみたのですが、残念ながらでした。
全編を通読して一か所、おおいに賛同できる箇所がありました。「36 ヤー・スィーンの章」の69。文中の「われら」は神、「彼」とはマホメットのことです。
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われらは、彼に詩を教えなかった。詩は、彼にふさわしいものではない(1)。これこそ一つの訓戒、明白なるコーランである。
訳注(1) 彼(マホメット)はものに憑かれた詩人ではない、という意味。
(407ページ)
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文学や感動を期待してはいけない本です。