幼少時、私が買ってもらった携帯ゲームです。今検索したら10000円近くするそうで。
有名な「ファイア」(火災現場で救助するやつ)とは別な、マイナーなゲームウォッチです。
舞台はアメリカ西部の開拓砦。主人公はハンマーで武装した見張りの兵士。
ネイティブアメリカンたちが投げてくるたいまつを打ち落としたり、直に殴ったりして火消しにつとめるわけです。
四方向からの時間差攻撃を受けそこなうと砦は炎上し、三回やられるとゲームオーバー。
1980年代ゲーム表象へのポストコロニアル的批判といったやぼな話をしたいわけではありません(そもそも、その能力もありません)。
唐突に思い出して気になったのは、たいまつの兵器としての殺傷力です。
武器の訓練を受けていない人にすれば、剣や弓矢よりも、火のついたたいまつを振り回すほうがよほど使い勝手がよく、威力もあると思うのですが、どんなものでしょうか。主人公側がたいまつを使う例は「魔界村」シリーズぐらいのようです。
……ポストコロニアルについては、入門書が手に入ったので、近いうちに復習します。