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Channel: 核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ
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冷やし中華の季節。

 紅しょうがとからしを入れるのが好きなのですが、今回は入れ忘れました。

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日暮れて途遠し。

 されど諦めず。

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丸山真男『「文明論之概略」を読む』の戦争観について

 (予定)

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徴兵忌避者が国家主義を語るということについて

 おなじみ『日本の名著』で、陸羯南と三宅雪嶺を読んではみたのですが、引用したくなる魅力的なフレーズには出会えませんでした。空虚、という印象を受けました。  特に陸羯南は、経歴によれば徴兵のがれの経験者だそうですですが、彼の国家論からはそうした負い目が全く感じられませんでした。私は徴兵のがれ自体が悪い事だとは思いませんが(悪いのは徴兵という悪法です)、徴兵忌避者が戦争を是認してはいけないと思うのです。...

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「抑圧移譲」の反対語は?

 「抑圧移譲」という概念を生み出した丸山真男が、福沢諭吉の思想(欧米からの圧力をアジアに転嫁)を評価するのは解せないと、つねづね思っていたのですが。  『「文明論之概略」を読む』を全巻読んでも理解不能なままでした。かんじんの抑圧移譲な部分が引用されてなかったり、戦後平和主義的に都合よく解釈されてたりして。  ところで、抑圧移譲の反対語(というより解決策)は何でしょうか。抑圧反発?抑圧受忍?抑圧昇華?...

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『日本文学』2019年1月号特集 文学における〈公〉と〈私〉

 私は近代化言説論に専念するので参加できませんが、面白そうな特集です。    ※  1月号特集  文学における〈公〉と〈私〉...

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建設的な批判に向けて

 私が今書いている論文は、福沢諭吉および丸山真男への批判を含まざるを得ないわけですが、批判だけにとどめるつもりはありません。  両者は「抑圧移譲の具体的な代替案を提示できなかった」と私は考えるわけですが、それでは抑圧移譲(欧米にやられたことをアジアにやつあたる)の具体的な代替案は、明治前期の段階で存在したのか。  論文のネタバレになるので今は詳述できませんが、あった、と私は考えています。

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抑圧移譲の代替案は

 結局のところ、抑圧者の本体を見極め、それと非暴力的に戦う、という以外にないようです。  平凡な結論と思われるかも知れませんが、明治の日本でそれをやろうとした人は実にまれです。  おそらくは今日でも。  今夏見に行く予定の福地桜痴論説が、その手がかりを与えてくれることを、私は期待しています。

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今さら「丸山真男をひっぱたきたい」を読んでみた

 まさに抑圧移譲の典型、という印象しか受けませんでした。

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福地桜痴の真筆問題

 福沢諭吉全集に福沢のじゃない社説がまぎれている、という話は前に書きましたが、福地にも似たような問題がありまして。  福地は吾曹(ごそう)という変わった一人称を愛用していて、従来は吾曹なら福地筆とされていたのですが、岡安儀之氏の最新の研究によると、西南戦争で出張中の東京日日新聞に吾曹の社説があるとか、疑問点が出てきまして。...

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夏目漱石『彼岸過迄』の電話使用法

 この作品は学生時代に読んでいたはずなのですが、昨日ある論文を読んではじめて気づきました。  主要人物の一人須永が、従妹の千代子に「いっしょに電話をかけてくれと頼まれる場面。青空文庫より。    ※  僕にはいっしょにかけるという意味が呑み込めなかったが、すぐ立って彼女と共に電話口へ行った。...

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トンネルを反対から掘る。

 歴史学系の方々による明治初年度の福地研究が進む中、文学研究者である私は福地晩年の小説から責めて行こうと考えています。うまくトンネルがつながらんことを。

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ハーバーマス『近代 未完のプロジェクト』

 表題論文だけ読んではみたのですが、ドイツのアヴァンギャルド芸術がどうこうという話で、私の期待していた内容ではありませんでした。題名だけは魅力的なので、どこかで使うかも知れません。

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「我輩」はボツにする。

 今回の調査でコピーした東京日日新聞の社説には、よく見ると一人称が「我輩」「予」なのがいくつかありまして。  捨てがたい論も多いのですが、疑わしきは福地にあらずの方針で今回はボツにすることにしました。  いずれ東京日日新聞全体の平和主義を論じたくなった時のために、段ボールの隅に残してはおきます。  

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「宇内万国ノ現状」(『東京日日新聞』一八七九(明治一二)年六月九日)

 宇内万国(世界各国)の現状を顧み、南アフリカのズールー戦争、南米チリの戦争、アフガニスタン、清魯の紛争などを「我輩」が憂えるという内容。  福地桜痴が書いていてもおかしくない文章ですが、一人称が「吾曹」ではないため、論文には引用せずここに紹介するにとどめておきます。当時の世界平和主義者は、東京日日新聞に限っても、福地一人ではなかったという例です。

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「万国公法ハ争利世界ニ行ハルベキ乎」(『東京日日新聞』一八七八(明治一一)年四月五日)

 「万国公法ハ法ニ非ザルナリ」で始まる、無署名の社説。  なぜなら万国公法にはそれを守らせる主権者がいないから……というわけで、西洋諸国がいかに万国公法など顧みず、自国の利益のみを追求してきたかを例示しています。  ここまでは事実認識として正しいと思うのですが、そのあとがいけません。    ※  我国ニ於テモ亦同ジク我国ヲ利スルヲ心掛ケ一挙手一投足ミナ只利益ノ在ル所ニ従テ政略ヲ立テ    ※...

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「政治ハ道理ニ由ルベキ乎将タ輿論ニ従フベキ乎」(『東京日日新聞』一八七八(明治一一)年五月二四日)

 西洋文明のさらにその先を望見する、壮大な論説。判読不能な文字が数か所あるのが惜しまれます。以下、判読できた箇所のみ要約します。  蛮野の肉体世界から文明の智力世界へとへと進んだ人類は、やがて徳義の黄金世界に到る、と著者は主張します。...

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ひと仕事完了。

 仕上げにじっくりと時間をかけられそうです。

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32枚だか33枚だか

 2枚ほど足りない気もしますが、これでよしとしましょう。当初の問題点はだいぶ改善されたようです。

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「社会文学」49号・原稿募集

 今の勢いが落ちないうちに、ばりばり書こうと思います。  そんなわけで日本社会文学会様のサイトより転載。    ※  社会文学」49号  特集:ジャーナリズムとデモクラシー 『社会文学』49号の特集は、明治大学での春季大会を反映させた「ジャーナリズムとデモクラシー」です。 原稿をお寄せください。自由論文も受け付けています。(編集委員長 矢澤美佐紀) 枚数...

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